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ゴール遠く…ハリルジャパン W杯予選初戦はまさかの0―0ドロー 

[ 2015年6月16日 21:25 ]

<日本・シンガポール>前半、オフサイドの判定に悔しそうな本田

W杯アジア2次予選E組 日本0―0シンガポール

(6月16日 埼玉)
 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選E組は16日、埼玉スタジアムなどで行われ、初戦となった日本代表はホームでシンガポール代表と対戦。日本は序盤から圧倒的に攻めたが、相手の堅い守りを最後までこじ開けられず、0―0のドロー。アジア地区予選から勝ち上がった過去4度のW杯出場ではいずれも初戦に勝利しており、不安の残るスタートとなった。

 3月に就任したハリルホジッチ監督の下、6大会連続の本大会出場を狙う日本はこれが予選最初の試合。FIFAランキングは日本が52位で、シンガポールは154位。過去の対戦成績は日本が20勝1分け3敗と大きく勝ち越している。日本のスタメンには11日のイラク戦(○4―0)から左サイドバックに長友に代わって太田が入った以外は同じメンバーが名を連ねた。

 前半、日本は圧倒的に攻めながらも、相手の堅い守りを崩し切れず0―0で折り返す。後半10分、左サイドの太田からのクロスにFW岡崎がヘッドで合わせたが、相手GKの好セーブに阻まれ、こぼれたボールもゴールライン上でクリアされた。

 なかなかゴールをこじ開けられない日本は同16分、MF香川に代わってFW大迫が投入される。同23分には太田の右コーナーキックに合わせた本田がフリーでヘディングシュートを放ったが、またも相手GKの好セーブに阻まれた。

 日本は同28分にも、本田のFKが左ポストを叩く。20本を超えるシュートを放ちながらも最後までゴールマウスを割れず。6大会連続のW杯出場が懸かる日本は無念のドロー発進となった。

 2次予選は8組に分かれて2回戦総当たりで争われ、各組1位と、2位の成績上位4チームの計12チームが最終予選に進む。日本のW杯予選の次戦は9月3日に埼玉スタジアムでカンボジア代表と対戦する。

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