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ハリル監督“格下専用システム”4―1―2―3導入

[ 2015年6月14日 06:45 ]

指示を出すハリルホジッチ監督

W杯アジア2次予選E組 日本―シンガポール

(6月16日 埼玉)
 ハリルホジッチ監督がW杯予選シンガポール戦に向け“格下専用”攻撃システムを導入した。この日は従来の4―2―3―1から4―1―2―3布陣で練習。守備の比重が高くなるアンカー(中盤の底)に長谷部、トップ下の香川、ダブルボランチの柴崎がインサイドハーフに入った。

 「縦に速く」と言う絶対的なコンセプトは不変。11日のイラク戦と役割の変わる香川、柴崎らに個別で指導する場面も見られた。相手ボールを奪った後、柴崎から相手選手を置き去りにするような縦パスが出ると指揮官は「YES!」。両手を広げるオーバーアクションで絶賛した。

 既にシンガポールの映像も入手。指揮官は相手の力量を見極めた上でシステムも自在に変化させる。DF酒井高は「より前に人をかけられるようにということだと思う」と話した。

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2015年6月14日のニュース