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FIFA10年W杯招致 別室で行われた開票で不正か?

[ 2015年6月8日 05:30 ]

 汚職事件に揺れるFIFAに新たな疑惑が浮上。10年W杯招致をめぐり、開催地を決めるFIFA理事会の投票に参加した元理事(ボツワナ)が、開票・集計作業で不正が行われ、南アフリカに決まった疑いが強いと話していたことが分かった。

 英紙サンデー・タイムズが7日報じた。南ア側がワーナーFIFA元副会長(米司法当局が起訴)に賄賂攻勢を仕掛けた結果で、元理事はモロッコが選ばれるはずだったと話しており、別室で行われた投票の集計作業で不正が行われたと推測しているという。

 またFIFA監査・法令順守委員会のスカラ委員長は、18年ロシア、22年カタールの両W杯について「(開催決定の)票が金銭で買われたことが明らかになれば、開催権を取り消す可能性がある」との見解を示した。

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2015年6月8日のニュース