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“日本のメッシ”久保が存在感!U―15代表で1得点1アシスト

[ 2015年6月7日 21:26 ]

<練習試合 U15日本代表・横浜Fマリノスユース>ドリブルで攻め上がるU15日本代表・久保(中央)

 国内合宿中のU―15日本代表は7日、都内で横浜ユースと練習試合を行い、後半から出場した前バルセロナのFW久保建英(14=FC東京U―15むさし)が1得点1アシストと活躍した。後半35分、正確なループパスで山田の得点をアシスト。2分後には得意のドリブルで約25メートルを独走し、ゴールネットを揺らした。チームは2―5で敗れたが全得点に絡み、存在感を示した。

 今回の合宿に中2で唯一選出されている“日本のメッシ”は「(得点は)味方が競り合ったこぼれ球が自分にこぼれてきたので、決めなきゃと思った。落ち着いてシュートも入った」と納得の表情。それでも「プレッシャーがきつくなると何もできなくなる」と課題を挙げ「9月の(U―16アジア選手権)予選で活躍できるように、厳しい環境の中でやっていきたい」とレベルアップを誓った。

 森山佳郎監督(47)は「中盤でボールを奪うとああいうチャンスができてくる。建英を(右サイドから)トップ下に代えてから守備と攻撃が中でつながり、流れがグッとこっちに来た」と、攻撃を活性化させた久保の動きを評価。その上で「プレーの判断や連続性に関しては、もっともっと高めてほしい部分もある。ある程度のことができるんだから、さらに質や量を高めてほしい」とさらなる成長を期待していた。

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