本田、最終戦不発も…指揮官が来季名門再建のキーマンに指名

＜アタランタ・ＡＣミラン＞シュートを放つ本田

セリエＡ最終節 ＡＣミラン３―１アタランタ

（5月30日）
　ＡＣミランのＦＷ本田はアタランタとの今季最終戦で６戦連続の先発。１―１の前半３８分、ゴール前で倒され、そのこぼれ球を起点にボナベントゥーラが決勝点を決めるなど逆転勝利に貢献した。

　後半も攻撃の起点となり、ロスタイムには強引に左足でシュートを狙うが、惜しくもクロスバーの上に外れた。今季の本田は２９戦に出場。得点は昨年１０月１９日のベローナ戦を最後に６得点で終えた。試合後はスタンドにユニホームを投げ入れて声援に応えた本田だが、取材には応じなかった。

　インザーギ監督は「（２得点の）ボナベントゥーラや本田から我々は再出発を図らなければいけない。つまり勤勉に取り組む姿勢を“文化”として持ってる人を出発点にしなければいけない」と話し、本田を名門再建のキーマンに挙げていた。