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FIFA会長選 南米で票割れる

[ 2015年5月30日 07:37 ]

 ブラッター会長が5選を果たした国際サッカー連盟(FIFA)の会長選挙では、同氏が厚い支持を集めていたとされる南米諸国でも汚職事件のあおりを受けて票が割れたもようだ。

 AP通信は、アルゼンチン協会の副会長の話として、南米連盟加盟諸国が29日、会合を開き、ヨルダンのアリ王子への投票を決めたと伝えた。実際に全加盟国が王子に投票したかは不明だが、アルゼンチンは王子に投票。副会長は「アルゼンチンは変化が必要だと考えた」と述べながらも「今はブラッター氏と協力しなければならない」と付け加えた。

 ブラジルのエスタド・ジ・サンパウロ紙電子版は「幹部の逮捕がアリ王子に勢いを与えた」として、ウルグアイやペルーもアリ王子に投票したと伝えた。(共同)

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2015年5月30日のニュース