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永井「ごっつぁん」V弾 「疲れた」左ウィングバックで何度も上下動

[ 2015年4月30日 05:30 ]

<神戸・名古屋>後半10分、決勝ゴールを決めサポーターを指さす永井

J1第1S第8節 名古屋1―0神戸

(4月29日 ノエスタ)
 日本代表FW永井が名古屋を対神戸戦10連勝に導いた。0―0の後半10分、DF闘莉王が頭でシュートし、GKがはじくと右足で詰めて決勝点。「今季2度目のごっつぁんゴールです」と笑った。

 第一声で「疲れた~」と漏らすほど、この日も走った。50メートル5秒8の快足を買われ、12日の広島戦から本職ではない左ウイングバックで出場。豊富な運動量が必要とされるポジションで何度も上下動を繰り返した。走行距離は10キロに満たなかったが、スプリント回数(時速24キロ以上)は両チーム合わせて最多に並ぶ29回。西野監督も「どちらが両サイドの主導権を握れるかがポイントだった」と勝因に挙げた。

 代表では3月のチュニジア戦で3トップの一角で出場し、ウイングバックも可能。6月のW杯アジア2次予選へ向けても大きな武器となりそうだ。

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2015年4月30日のニュース