永井　Ａマッチ初出場もシュート０反省「自分の良さ出したかった」

＜日本・チュニジア＞前半、ハイボールに飛び込む永井（右）

キリンチャレンジ杯 日本２―０チュニジア

（3月27日 大銀ドーム）
　国際Ａマッチ初先発となったＦＷ永井は不完全燃焼に終わった。

　４―２―３―１の右ＭＦに入ってプレー。前半２１分に山口の縦パスをペナルティーエリア内で受けるが、シュートまで持ち込めず。同２９分にはＦＷ川又へ好パスを送るも、これも得点にはつながらなかった。シュートを１本も打てないまま後半１５分に本田との途中交代を告げられ、アピールとはならなかった。

　「緊張もなかったし、自分の良さを出したかった。もっともっと向上させないといけないところがある」。試合後には課題を口にした永井。ハリルホジッチ監督からは背後を突くスピードを高く評価されているが、その持ち味を見せつける場面は少なかった。代わって右ＭＦに入った本田が限られた時間で結果を出しただけに、さらなる奮起が必要だ。