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ジェラード、わずか39秒退場「全責任負う」リバプールはマンUに敗戦

[ 2015年3月23日 11:20 ]

マンチェスターU戦、出場わずか39秒で退場したリバプールの主将MFジェラード(AP)

 イングランド・プレミアリーグ第30節の3試合が22日に行われ、5位リバプールはホームで欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内4位マンチェスター・ユナイテッドに1―2で敗れた。後半から出場した主将ジェラードがわずか39秒で退場し、数的不利で反撃及ばず逃げ切られた。

 試合は前半13分MFエレーラのスルーパスに、FWマタがゴール左隅に決めてマンチェスターUが先制。追いつきたいリバプールは後半開始から主将ジェラードを投入。

 ところが、エレーラからのタックルをかわした際に、ジェラードがエレーラの足を踏みつけて、主審は一発退場の判定。今季限りでの退団が決まっているジェラードは、最後の“ナショナルダービー”を出場わずか39秒でピッチを後にした。

 後半14分マタのスーパーボレーシュートでリードを広げられた後に、同24分FWスターリッジが1点を返すが、10人で追いつくことはできなかった。リーグ戦残り8試合で両チームの勝ち点差は5に広がり、リバプールは欧州CL出場権獲得が厳しくなった。

 ジェラードは「判定は正しかった。チームメイト、監督を失望させてしまった。より重要なことに、サポーターたちを失望させてしまった。全責任を負う」と謝罪。負傷から復帰したばかりの主将は、3試合の出場停止が濃厚で、リーグ戦2試合、FA杯準々決勝ブラックバーン戦に出場できないことが予想される。

 首位チェルシーはアウェーでハルを3―2で下し、2位マンチェスター・シティーとの勝ち点差を6に広げた。エバートンはアウェーでクイーンズパーク・レンジャーズを2―1で下し、13位に浮上した。

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