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日本協会 技術委改編へ 代表バックアップより強固に

[ 2015年2月27日 08:49 ]

日本協会は新監督が決まり次第、教会内の改革にも着手していく

 日本協会が技術委員会を組織改編する計画が浮上していることが26日、分かった。技術的部門と、事務的部門に分ける案が挙がっており、関係者は「新しい監督が決まって落ち着いたら、技術委員会の改革に乗り出す可能性がある」と説明。役割を細分化して専門性を濃くすることで、日本代表のバックアップ態勢を強固にする狙いがある。

 技術委員会は霜田正浩強化担当技術委員長、山口隆文育成担当技術委員長、木村浩吉育成担当ダイレクター、鈴木満氏(鹿島常務取締役強化部長)、久米一正氏(名古屋GM)、中西大介氏(Jリーグ常務理事)の6人で構成。アンダーカテゴリーを含めた日本代表チームの監督の選定、サポート、評価や、代表選手を招集する際の海外も含めた所属クラブとの調整など仕事は多岐にわたる。負担軽減も課題となっており、2部門に分かれればメンバーが増える可能性が高い。

 八百長疑惑の告発受理による日本代表のアギーレ前監督の解任を受け、日本協会は次期監督決定を急いでいる。カタール1部ラフウィヤ監督のラウドルップ氏を第1候補、前アルジェリア代表監督のハリルホジッチ氏を第2候補として、近日中に本格交渉に入る見通しだ。

 この日は東京都文京区のJFAハウスに小倉名誉会長、大仁会長、原専務理事、霜田技術委員長が集結。法務委員長の三好弁護士の姿もあり、オファー内容の最終確認をして契約書の作成を行ったとみられる。新監督招へいへ向けた作業が進む中、明らかになった技術委員会の改編プラン。実現すれば、監督交代で出遅れ必至の日本代表を今まで以上に支えることになる。

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2015年2月27日のニュース