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ハリルホジッチ氏が有力候補に浮上 サッカー次期日本代表監督

[ 2015年2月24日 21:19 ]

 サッカー日本代表の次期監督人事で、アルジェリア代表監督として昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会でベスト16入りしたバヒド・ハリルホジッチ氏(62)が有力候補に浮上していることが24日、関係者への取材で分かった。年俸などの条件面で隔たりがあるというが、現在はフリーの身で早期に交渉がまとまる可能性もある。

 弟のエンベル氏は共同通信の取材に「進行中のプロセスは繊細で、兄はそれを妨げたり壊したりすることは望んでいないので、取材には応じられない」と答えた。

 元デンマーク代表のミカエル・ラウドルップ氏(50)や、J1鹿島を3連覇に導いたブラジル人のオズワルド・オリベイラ氏(64)も候補とみられる。しかし、ラウドルップ氏はカタールのクラブで監督を務めており、すぐに就任できる状況ではなく、オリベイラ氏はブラジルのクラブを率いている。

 ハリルホジッチ氏はイビチャ・オシム元日本代表監督と同じボスニア・ヘルツェゴビナ出身。アルジェリアを同国初のW杯1次リーグ突破に導き、決勝トーナメント1回戦では優勝国ドイツと延長にもつれる接戦を演じた。フランスなどで多くのクラブを指揮し、コートジボワール代表も率いた。現役時代には旧ユーゴスラビア代表として1982年W杯に出場している。

 日本サッカー協会は3日にハビエル・アギーレ氏を解任。後任選びでは22日に臨時の技術委員会を開き、候補者を絞り込んだ。

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2015年2月24日のニュース