ミラン本田“今季初”出番なし…チームは３戦ぶりの白星

チェゼーナ戦をベンチから見つめるＡＣミランの本田（ＡＰ）

セリエＡ ＡＣミラン２―０チェゼーナ

（2月22日）
　ＡＣミランの日本代表ＦＷ本田が、２２日のホーム・チェゼーナ戦でアジア杯での招集外を除いて今季初の出番なしに終わった。

　前節で格下エンポリと引き分けたチームは、この試合から４―３―１―２にてこ入れ。自ら“我が家”と称したトップ下に本田が入る可能性もあったが、ボナベントゥーラが司令塔を任された。試合はそのボナベントゥーラが前半２２分にミドル弾で先制し、３戦ぶりの白星を挙げた。

　昨年１１月２３日のインテル・ミラノ戦以来の先発落ちとなった本田はそのままベンチで歓喜の瞬間を迎えた。「どういうふうにやればピッチでいいサッカーができるのかを第一条件に考えた時に、あまりネガティブに考える必要はない。引き続き前を向いてやっていく」と話していた本田に新たな逆風が吹き始めている。