ラウドルップ氏に2年契約用意 従来は4年も契約内容細分化
次期日本代表監督の選定を進める日本サッカー協会が本命候補のミカエル・ラウドルップ氏(50=カタール1部ラフウィヤ監督)に対し、オプション付きの2年契約を用意していることが21日、分かった。日本協会では近日中にも臨時技術委員会を開催し、後任候補を一本化する。ラウドルップ氏とは3年後の18年W杯ロシア大会を見据えた契約合意を目指す。
日本サッカー協会が次期代表監督の本命候補、ラウドルップ氏に対して用意している契約の一端が判明した。複数の関係者によれば、延長オプション付きの2年契約。推定年俸はアギーレ前監督、ザッケローニ元監督ら、歴代指揮官と同等の2億円前後になる見込みという。
日本代表監督の選定作業を進める技術委員会ではアギーレ前監督の解任後、契約形式を一部見直す方針だ。「従来のように最初から(W杯開催年までの)4年と決めるのではなく、2次予選、最終予選と1年区切りで評価もしていく」と話す。契約に盛り込む査定など、条項は従来よりも細分化される。その上で、ラウドルップ氏には3年後のW杯ロシア大会も見据えた2年契約を提示し、口説き落としたい意向だ。
日本協会の霜田技術委員長は、既にラウドルップ氏が拠点を置くカタールを訪問。身辺調査、意思確認などを終え、21日に羽田空港着のパリ便で帰国した。この日は報道陣の問いかけに応じなかったが、近日中に臨時技術委員会を開催、正式に候補を一本化し本格交渉に入る。6月までラフウィヤと契約を残すラウドルップ氏と、3月27日のチュニジア戦までの契約成立には違約金を伴う。違約金を支払い合意を急ぐか、カタールのシーズンが終了する5月以降の契約とするのか。そこが今後の焦点となるが、協会内部には5月以降の契約を推す声もある。
候補リストには、W杯ブラジル大会でポルトガル代表を指揮したパウロ・ベント氏らの名も挙がる。欧州勢との交渉が難航した場合は、現パルメイラス監督のオリヴェイラ氏も候補となる。だが技術委員会は早くから本命=ラウドルップ氏で下交渉を進めている。オプション付きの2年契約でデンマークの英雄の招へいを目指す。
2015年2月22日のニュース
-
名古屋、岐阜に逆転勝ちも…西野監督「内容は非常に乏しい」
[ 2015年2月22日 17:55 ] サッカー
-
リヨン・熊谷 フル出場で勝利に貢献
[ 2015年2月22日 13:45 ] サッカー
-
J3秋田の主将に元仙台のDF島川「真面目に必死に取り組む」
[ 2015年2月22日 12:21 ] サッカー
-
【J1注目株】清水・北川 先発狙う“新三羽ガラス”のストライカー
[ 2015年2月22日 10:53 ] サッカー
-
宇佐美 得点パターン多様化で全大会での“得点王”誓う
[ 2015年2月22日 08:06 ] サッカー
-
強制送還のカカウ 同僚と言い合いも…「今は猛省している」
[ 2015年2月22日 07:03 ] サッカー
-
松本“松田さんダービー”で横浜撃破!田中「魂を込めた」
[ 2015年2月22日 05:30 ] サッカー
-
ユーベ 逆転勝ち!最近15戦負けなしと好調持続
[ 2015年2月22日 05:30 ] サッカー
-
香川 2発演出で今季初3連勝に貢献「あとはやっぱりゴール」
[ 2015年2月22日 05:30 ] サッカー
-
高徳 香川との“日本人ダービー”フル出場も及ばず
[ 2015年2月22日 05:30 ] サッカー
-
ラウドルップ氏に2年契約用意 従来は4年も契約内容細分化
[ 2015年2月22日 05:30 ] サッカー
-
カールスルーエ山田はフル出場 ケガの田坂は欠場
[ 2015年2月22日 01:44 ] サッカー