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アギーレ氏、新たな八百長疑惑 今度はエスパニョール監督時

[ 2015年2月18日 05:30 ]

日本代表監督を解任されたアギーレ氏

 八百長疑惑の告発受理を受けて今月3日に日本代表監督を解任されたハビエル・アギーレ氏(56)に、新たな疑惑が浮上した。17日付のスペイン紙マルカが「もう1つのスキャンダル」という見出しで1面報道したもので、スペインの検察庁反汚職局が昨年5月11日のオサスナ―エスパニョール戦で八百長が行われた疑いがあり、調査しているという。アギーレ氏は当時エスパニョールの監督を務めていた。

 同紙によると、八百長を主導したとされるのはオサスナの前経営陣。リーグ戦2試合を残して降格圏の19位に低迷しており、エスパニョール側に買収資金として150万ユーロ(約2億円)が渡った疑いがあるという。同紙は当時エスパニョールを率いていたアギーレ監督については言及していないが、オサスナの地元紙ディアリオ・デ・ナバラ(電子版)はマルカ紙の報道を引用した上で、同監督が1―1引き分けという結果に関与した可能性があると伝えた。

 アギーレ氏はサラゴサ監督時代の11年に八百長に関わった疑いで検察当局から告発されており、27日にバレンシア裁判所で事情聴取を受ける見通しとなっている。

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2015年2月18日のニュース