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武藤 22歳でも成長期!?身長1センチ伸びた

[ 2015年1月29日 07:39 ]

身長登録が1メートル78から1メートル79になったFC東京の武藤

 FC東京の日本代表MF武藤嘉紀(22)が今季の身長登録を従来より1センチプラスした1メートル79に変更して臨むことが28日、判明した。クラブ関係者によれば、オフ中のメディカル検査を経て変更を決めたという。スピードある突破力が魅力の若きストライカーが、今季は“高さ”も兼ね備えた新エースになる。

 今をときめく武藤が1センチ、ビッグになる。日本代表として出場したアジア杯まで身長は1メートル78で登録されていたが、今季から1メートル79に変更されることが判明。クラブ関係者も「体重の変化はよくありますが、身長が変わることは珍しい」と驚きを隠せない。1メートル78→1メートル79。ピッチ上と同じく、まさに成長期か。

 既に22歳の武藤の身長がどんな要因で伸びたのかは定かでない。だが、慶大に在籍しつつ昨年からプロの世界に飛び込み、生活拠点はFC東京の若手が集う寮に変わった。食事は栄養士が管理しており、バランスの良い食生活を送っている。体幹トレーニング、筋力強化も日々欠かさない。プロの生活が体を大きくしたとも考えられる。

 たかが1センチ。だが進化する数字が周囲に与えるイメージは脅威となるはずだ。武藤といえばドリブルをはじめ、スピード感あふれる突破力が持ち味。もともとヘディングの強さも非凡だが、実際に身長も高くなっているとなれば相手DFにとっては、これまで以上の警戒を要する。切れ、スピードに影響を及ぼす体重には大きな変化もなく、理想的な進化と言える。

 甘いマスクに加え、ベンチプレスも100キロ近く持ち上げるパワーの持ち主。天は二物どころか、そこに高さまで加わった。前日27日、日本代表の大先輩に当たる長谷部、長友は今のA代表に足りないものとして「若手の突き上げ」を挙げた。その筆頭候補が武藤と言っていい。アジア杯後の現在はオフで、2月1日からFC東京の練習に合流して新シーズンを迎える。文字通り一回り大きくなった武藤を見せる。

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2015年1月29日のニュース