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遠藤 アジア杯連覇「それが最低限」勝ちながら土台つくる

[ 2015年1月1日 07:25 ]

柴崎(右)と競り合う遠藤は新布陣のテストを歓迎

 日本代表は31日、千葉県内で練習を行って14年を締めくくり、チーム最年長のMF遠藤保仁(34=G大阪)は9日開幕のアジア杯での連覇を「最低限」の目標と位置づけた。

 クラブで3冠と偉業を達成しながらも、代表ではW杯ブラジル大会で1次リーグ敗退の憂き目にあった14年。悔しさを胸に、自身の進化とともに再びアジアの頂点に立つことを誓った。

 新年に向けた誓いだった。14年最後の練習を終え、遠藤は真っ先にアジア杯の頂点を見据えた。「連覇にチャレンジできるのは自分たちだけ。常にアジアでトップに立っていたいし、それが最低限」。11年カタール大会でも優勝に貢献したチーム最年長は、連覇だけに目標を定めた。

 G大阪に3冠をもたらし、Jリーグ最優秀選手賞にも輝いた14年。だが、W杯ブラジル大会は1次リーグで敗退し、最後のコロンビア戦では出番すら与えられなかった。「クラブでは文句ない成績だったけど、代表では残念な結果だった」と悔しさを隠さない。

 「これだけ長い期間集まれることは少ないし、勝ちながら土台を作っていけたら」。自身にとって4度目となるアジア杯。元日も練習を行い、初戦の12日パレスチナ戦へと調整を続けていく。

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2015年1月1日のニュース