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アギーレ監督 八百長疑惑で釈明「汚点は全くない 試合に勝つには努力のみ」

[ 2014年12月27日 18:18 ]

表情がさえないアギーレ監督

 八百長に関与した疑いでスペイン検察当局に告発されたサッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が27日、東京都内で記者会見を行った。疑惑についてアギーレ監督は「サッカーに関わって39年。汚点は全くない。信じてほしい」と、八百長への関与を否定した。

 15日に告発されてから、アギーレ監督が公の場に姿を現すのは初めて。アギーレ監督はさらに「試合に勝つための唯一の方法は努力。私はだれからも何かプレゼントされたことはない。またそれを望んでいない」と強調。今回会見を開いたのは「訴状が提出されたということで、意見を申し上げたい」とした。

 日本サッカー協会が実施した2度の聞き取りには「一切、そういうことはやっていない」と潔白を主張していた。 日本代表は2連覇を目指すアジア・カップ(1月9日開幕・オーストラリア)に向け、29日から千葉県内で合宿に入るが、日本協会はアギーレ監督で戦う方針を示しており、その前に疑惑について本人り説明が必要と判断した。

 八百長の疑いが持たれているのは2011年5月、当時率いていたスペイン1部リーグのサラゴサ(現2部)がレバンテを2―1で下して残留を決めた試合。

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