大分　湘南からＤＦ山口が完全移籍「熱く戦っていきたい」

　Ｊ２大分は２７日、来季Ｊ１に昇格する湘南からＤＦ山口貴弘（３０）を完全移籍で獲得したと発表した。

　東京都出身の山口は帝京高、早稲田大を経て０７年に湘南入り。１３年からＪ２長崎へ期限付き移籍していた。リーグ戦の通算成績はＪ１が２０試合１得点、Ｊ２が１９３試合５得点。今季は３７試合１得点だった。

　山口は大分を通じ、「この度、大分トリニータへ加入させていただくことになりました、山口貴弘です。チーム一丸となり、Ｊ１を目指して熱く戦っていきたいと思っています。応援よろしくお願いします」とコメント。

　湘南を通じては「長い間お世話になりました。湘南に在籍した６年間が、自分の土台となり、今でも僕を支えてくれています。今年のベルマーレは、めちゃくちゃ強かったです。本当に良いチームだと思います。来年もきっとＪ１で暴れてくれると思うので、陰ながら応援させていただきます。長い間、本当にありがとうございました」と、長崎を通じては「２年間大変お世話になりました。長崎という土地は温かい方々ばかりで、家族のように接してくれました。本当に感謝の言葉しかありません。この気持ちを一生大事にしていきたいと思います。長崎を離れることは寂しいですが、たくさん考え、新たなチャレンジをする決断をしました。２年間本当にありがとうございました」と談話を発表している。