×

長友 疑惑について本田らと話し合い「結局ピッチに立つのは選手」

[ 2014年12月24日 05:30 ]

チューブトレーニングをするそっくり芸人・橋本まさを(手前)に爆笑する長友(左)

 指揮官の八百長疑惑に揺れるアギーレジャパンだが、インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(28)は新境地でアジア杯連覇を目指すことを誓った。23日にイタリアから帰国。その足で都内でイベントに出席し、指揮官の疑惑について本田ら欧州組で話し合ったことを明かした上で「結局ピッチに立つのは選手。監督じゃない。信じてやっていくだけ」と強調した。

 アジア杯について長友は「楽しんでサッカーしたい」とテーマを掲げた。これまでは「世界一のサイドバックになる」など明確な目標を掲げ、自らを追い込み躍進してきた。だが、サッカー人生をかけて臨んだW杯ブラジル大会で惨敗。ショックで大会直後は「初めて夢や目標を失い、引退も考えた」と明かすほどボロボロになった。それでも、ケガや体調不良が重なる中、自らを見つめ直し、今は「完全に吹っ切れた」という。サッカーを楽しむという原点に返り、再び前へと踏み出した。「日本はアジアの頂点にいないといけない」。不動の左サイドバックは持ち前の明るさで八百長疑惑に揺れるムードを払しょくし、チームを勝利へと導く。

続きを表示

2014年12月24日のニュース