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長谷部が語る人生論 大切なのは「充実した感覚に浸らず自分を律する事」

[ 2014年12月22日 11:53 ]

長谷部誠

 ドイツ1部フランクフルト所属で、日本代表の主将を務めるMF長谷部誠(30)が22日、8日ぶりに自身のブログを更新。真面目な性格がにじみ出る人生論をつづった。

 長谷部は今夏、ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍後、公式戦全試合に先発出場。「これまでのキャリアの中で今が一番良く本当に充実しています」と振り返る一方で、「その充実とは裏腹に感じる事もあります」と複雑な心境を吐露。

 「過去に試合に全く絡めなかった時期やチームが勝てなく苦しい時間を過ごした時の方が様々な意味で人間的に成長出来ていたなと思う事があるから不思議です」とこれまでのサッカー人生を振り返り、「そういった意味で今の自分の課題は、このように充実した良い時間の中でもより良くする為にいかに頭を使い、この充実した感覚に浸らず自分を律する事だと思っています」とストイックな言葉を紡いだ。

 そして、「良い時間もずっと続く訳ではありません。逆に暗いトンネルもいつかは抜けます。どちらの時間も僕は大切に生きたいと思っています」と続けた長谷部。「今はドイツでも日本でもない所」に滞在しており、日本代表の連覇が懸かる来年1月のアジア杯に備えて充電しているようだ。

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2014年12月22日のニュース