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来季J1の湘南、J2東京VからDF金鐘必を獲得

[ 2014年12月22日 07:30 ]

 来季J1に昇格する湘南が、J2東京VのDF金鐘必(キム・ジョンピル=22)を完全移籍で獲得することが21日、明らかになった。近日中にも発表される。

 韓国出身の金はJ2北九州で11年にプロ生活をスタートさせ、当時指揮を執っていた三浦泰年氏が13年に東京V監督へ就任する際、同氏の強い希望により3年契約で移籍。東京Vが3バックだった昨季は22試合に出場して2得点をマークし、システムが4バックに変更された今季も主にセンターバックとして39試合に出場した。

 今季のJ2リーグ戦を制した湘南は、J1浦和から獲得オファーを受けたU―21日本代表DF遠藤航(21)のチーム残留が決定。フェイエノールト(オランダ)でもプレー経験のあるDFアンドレ・バイヤ(31)をボタフォゴ(ブラジル)から獲得した。だが、リーグ戦全42試合中、出場停止の1試合を除く41試合に出場したDF丸山祐市(25)が期限付き移籍期間満了に伴い、J1のFC東京に復帰したこともあって、2年ぶりのJ1舞台で戦うにあたり手薄な守備陣の補強に動いていた。

 金は本職のセンターバックのほか、サイドバック、ボランチもこなす万能型で、J2随一の得点力を誇った今季の湘南攻撃陣を2試合で計1失点と抑え込んだ守備力が評価されての完全移籍となる。

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2014年12月22日のニュース