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大仁会長「信じるしかない」アギーレ監督の八百長問題言及

[ 2014年12月4日 05:30 ]

バンコクから帰国した大仁会長がアギーレ監督の去就について質問される

 日本サッカー協会の大仁会長が3日、アジアサッカー連盟の総会などが行われたフィリピン・マニラから帰国し日本代表のアギーレ監督も関わっているとされるスペインリーグの八百長問題について言及。「調査するように言いました。(アギーレ監督が)大丈夫と言っているのを信じるしかない」と、日本協会の原専務理事、霜田技術委員長らに徹底調査を指示したことを明かした。

 アギーレ監督は無実を主張しているものの、スペイン検察庁から起訴、告発など法的な動きがあれば「(対応を)考えます」と厳しい表情で答えた。裁判への出廷義務、指導者ライセンス剥奪の可能性もあり、そうなった場合、日本協会としては指揮官への辞任勧告は免れない状況だ。

 アギーレ監督は4日に再来日する。日本協会によればメディアへの対応はせず“黙秘”する方針だ。霜田技術委員長は「外に発信するより、まずは内でしっかり話すべき。タイミングが来たら話すと思います」と説明。そのままミーティングを行い、アジア杯に向けた今後の予定を話し合うと同時に、問題の事情説明を求めることになる。

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