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なでしこL 浦和最終節黒星も5年ぶり優勝 初アベックVへ男子後押し

[ 2014年11月24日 14:53 ]

<なでしこリーグ 浦和・新潟>優勝した浦和イレブンは記念撮影で笑顔

 なでしこリーグのエキサイティングシリーズ上位リーグの最終戦が24日に各地で行われた。首位の浦和はホームで新潟に0―1で敗れ、岡山湯郷を1―0で下した2位日テレと勝ち点差で並んだが、得失点差で上回り5年ぶり3回目のリーグ優勝を果たした。浦和は30日開幕の国際女子クラブ選手権に出場する。

 引き分け以上か、敗れても2位・日テレに得失点差8をひっくり返されなければ優勝と優位な立場で迎えた最終節。

 試合は前節のINAC神戸戦で右膝を負傷したボランチのMF猶本光(20)がベンチ外となり、苦しい戦いを強いられた。攻めあぐねたまま迎えた後半26分、途中出場の新潟のFW大石沙弥香(29)にミドルシュートを決められて先制点を許した。白星で優勝に花を添えることはできなかったが、レギュラーシリーズ3位に終わった雪辱を晴らした。

 浦和は残り2節を残すJリーグでも8年ぶり2度目の頂点に近づいており、クラブ史上初のアベック優勝に向け、まずは女子がタイトルを獲得した。

 ▼主将のFW後藤三知 勝つことができなかったことは悔しいけど、優勝はこれまで積み重ねた結果で勝ち取ることができた。レギュラーシリーズでは優勝の懸かった最後の試合で優勝を逃してしまった。そこから自分たちが毎日を積み重ねてきて、ここまで来ることができた。本当に一緒に戦ってくれたサポーターや応援してくれた方々のおかげです。

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2014年11月24日のニュース