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メッシ2発CL最多タイ71得点 わずか90戦で142戦のラウルに並ぶ

[ 2014年11月7日 05:30 ]

<アヤックス・バルセロナ>アヤックス戦でゴールを喜ぶメッシ(AP)

欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ第4節F組 バルセロナ2―0アヤックス

(11月5日)
 欧州チャンピオンズリーグE~H組の1次リーグ第4節が5日に各地で行われ、F組のバルセロナはアヤックスを2―0で下し、1次リーグ突破が決定。2得点のFWリオネル・メッシ(27)が通算71得点で大会最多記録に並んだ。また、日本代表に復帰したDF内田篤人(26)が所属するG組のシャルケはアウェーでMF田中順也(27)のスポルティングと対戦し、2―4で逆転負け。内田は右サイドバックでフル出場。田中はベンチ外だった。

 メッシが欲しかったのは、個人記録よりも勝利だった。前半36分、珍しいヘディング弾を決めると、後半31分には左折り返しを押し込み2点目。大会通算得点を71に伸ばし、Rマドリードなどで活躍した元スペイン代表FWラウルの大会最多記録に並んだ。ラウルが142試合かかったのに対し、メッシは90試合で到達。それでも「チームが勝って決勝トーナメント進出を決めたことの方が重要」と冷静に語った。

 チームは直近の国内リーグで宿敵Rマドリードに敗れるなど2連敗で首位から4位に転落。メッシは2戦連続で不発だったが、地元報道によるとRマドリード戦前に足首を捻挫し、痛み止めの注射を打ちながらプレーしていたという。ルイス・エンリケ監督は「自分が見た中で間違いなく最高の選手だ」と絶賛。復活したエースが見据えるのは4季ぶりの欧州制覇だ。

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2014年11月7日のニュース