徳島　１年でのＪ２逆戻り決定から一夜　「１年で戻って来られるように…」

　リーグ戦５試合を残して来季のＪ２降格が決まった徳島が２３日、クラブの公式サイトを更新。前日の２２日に決まった降格を謝罪するとともに、１年でＪ１に復帰する覚悟を表明した。

　「代表取締役社長　新田広一郎よりＪ１リーグ戦１８位確定に際して」と題した文章の中で、「ファン・サポーターの皆様をはじめ、スポンサー企業の皆様、ホームタウンの皆様、そして、様々な形でクラブに関わりご支援いただいた全ての皆様に、このような結果となったことをクラブを代表して心よりお詫び申し上げます」とまずは謝罪。

　しかしながら、昨年比で平均入場者数が約４３００人、ファンクラブ会員数が約４５００口、スポンサー・法人企業様が約２４０社も増加したことなどを挙げ、周囲の支えに感謝しながら「クラブとして今度昇格する際には必ずＪ１に定着できるように」「１年でこのステージに戻って来られるように」準備を進めると決意を示した。

　今季、四国初のＪ１昇格を果たした徳島だったが、現行制度では１１年に福岡が記録したＪワースト記録に並ぶ開幕９連敗を喫するなど低迷。最下位の１８位から１度も浮上することなく、ここまで３勝４分け２２敗の成績で２２日にＪ２降格が決定した。