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徳島 開幕から最下位のまま…5試合残しわずか1年で降格決定

[ 2014年10月23日 05:30 ]

1年でのJ2降格が決まり肩を落とし頭を下げる徳島イレブン

J1第29節 徳島1―3C大阪

(10月22日 金鳥スタ)
 徳島は、C大阪との下位対決で先制したが逆転負け。四国初のJ1クラブは1年でJ2に戻ることになった。

 メーンスポンサーの大塚製薬の都合で強化資金の上積みがなく、満足な補強ができないまま開幕からJ1ワースト2位の9連敗。わずか3勝で5試合を残して降格となった。中田強化部長は「足りないものが多かった」と振り返った。環境もJ1レベルではなく、徳島県が進めていた本拠の改修工事は遅れに遅れて未完成のまま。公式戦の最中に工事が行われるという前代未聞の珍事もあった。平均観客動員も18チームで唯一、1万人に届いていない。小林監督は「一度も順位が上がらなかった。前半戦から守備を徹底すればよかった」と分析した一方で、来季もクラブに残る可能性は高い。1年での返り咲きを目指すことになるが、厳しい戦いを強いられそうだ。

 ≪今季の最下位も確定≫徳島の来季J2降格が決定。同時に今季の最下位も確定した。5試合を残しての降格は12年の札幌(残り7試合)13年の大分(同6試合)に次いで3番目(3チーム目)に並ぶ早い決定だった。

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