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横浜FC 19日の栃木戦で献花台設置へ 選手は喪章着用

[ 2014年10月18日 15:51 ]

 交通事故のため17日早朝に沖縄県宮古島市で亡くなった元日本代表MF奥大介さん(享年38)が最後に所属していたJ2横浜FCは、19日にニッパツ三ツ沢球技場で行われるJ2第37節・栃木戦(午後1時開始)で献花台を設置することを発表した。献花台は、試合当日午前10時45分からニッパツ三ツ沢球技場内のAB入場口付近に設置。キックオフ前には黙とうを行い、選手は喪章を着用して試合に臨む。

 奥さんは2007年に当時J1へ昇格したばかりの横浜FCに移籍。クラブが初めて経験するJ1での戦いに、公私を超えた盟友の元日本代表FW久保竜彦(38=現広島県リーグ廿日市FC)とともにJ1横浜から加わり、16試合に出場(1得点)した。

 当時チームを率いていたのは元日本代表FWで現J2長崎の高木琢也監督(46)で、現在もクラブに所属するFW三浦知良(47)や現在チームを率いる山口素弘監督(45)らとチームメートとしてプレー。最下位でJ2降格が決まったこの年限りで現役を引退した。11年には強化部長としてチームに復帰。かつてのチームメートだった山口監督の招へいに尽力し、13年1月に退団していた。

 なお、クラブは献花台設置にあたり、「大変恐縮ですが献花・お手紙以外のもの(お香典・お供え物など)は、ご遠慮頂けますようお願い申し上げます」とし、栃木戦で行う予定にしていたイベントを一部自粛することも併せて発表している。
 

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2014年10月18日のニュース