×

C大阪 8強で散る…FW4人投入も及ばず完封敗け

[ 2014年10月16日 05:30 ]

<C大阪・千葉>後半、千葉・大岩(2)にパスをカットされるC大阪・フォルラン(10)

天皇杯準々決勝 C大阪0―1千葉

(10月15日 金鳥スタ)
 4874人の閑散としたスタンドがさらに静まりかえった。後半9分にCKから先制を許したC大阪は、終盤にFW4人を前線に投入しながらも得点が奪えずに敗戦。8月30日の神戸戦以来の先発となったフォルランはほとんどボールに触れられず、プロ初先発の2年目秋山も守備に追われた。

 C大阪がシュート5本で千葉が6本。内容の乏しい試合で、初タイトルの可能性が消滅し、元ドイツ代表カカウは「攻撃のスイッチを入れるボールが入ってこなかった。サポーターに謝りたい」と沈痛な表情を浮かべた。

 ただこの敗戦で、17位に低迷するリーグ戦の残留争いに集中できる環境は整った。まずは中2日で迎えるアウェー鳥栖戦に向けて気持ちを切り替える必要がある。大熊監督は「残留だけにかけて頑張っていくしかない」と必死で前を向いた。

続きを表示

2014年10月16日のニュース