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太田 左SBで堂々存在感!左足クロスで好機演出

[ 2014年10月15日 05:30 ]

<日本・ブラジル>相手選手に体を入れられ苦しそうな表情を見せる太田(右)

国際親善試合 日本0―4ブラジル

(10月14日 シンガポール)
 4失点を喫した守備陣にあって、日本代表DF太田が得意の左足で存在感を見せた。

 若手主体で臨んだ10年1月のイエメン戦以来、アギーレジャパンでは初めての先発出場となり、不動の存在だった長友に代わり左サイドバックに入った。前半23分は左足クロスがファーサイドにこぼれ、小林が左足ボレーを放つなど好機を演出。後半44分には左サイドからアーリークロスをFW柿谷の頭に合わせるなど「クロスでは良いとこを出せたところもある」と手応えを口にした。

 ただ、大量失点を喫したことでDFとして責任を痛感した。逆サイドを得意とするネイマールとマッチアップする機会は少なかったが、MFオスカル、ウィリアンへの対応に手を焼いた。攻撃面では何度か持ち味を出した一方で、課題を突きつけられたことも事実だ。「代表に来て試合に出させてもらって、これで終わりにはしたくない。今後もアピールしていきたい」。サッカー王国との一戦を経験した左サイドの新星は、再び代表に戻ってくることを誓った。

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2014年10月15日のニュース