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アギーレJ 王国ブラジル相手に完敗、連勝ならず…ネイマール4発

[ 2014年10月14日 21:36 ]

<日本・ブラジル>後半から出場した本田

国際親善試合 日本0―4ブラジル

(10月14日 シンガポール)
 FIFAランク48位の日本は14日、シンガポールで同6位のブラジルと対戦。FWネイマールに4ゴールを許して0-4と完敗し、ハビエル・アギーレ監督(55)就任後初の連勝とはならなった。

 初勝利を飾った就任3戦目のジャマイカ戦(デンカS)から先発を6人入れ替え。脳震とうで離脱した香川に代わり、MF田中が左のインサイドハーフに入ったほか、MF森岡、田口、FW小林が初先発に名を連ね、FW本田、DF長友はベンチスタート。ブラジルはネイマール、MFオスカルなどベストメンバーで臨んだ。

 王国相手に「勝って有名になろう」と金星を狙いに行った日本だったが、序盤は攻守で格の差を見せつけられた。前半17分、ペナルティーエリア左手前でネイマールがFKを獲得。右足を振り抜いたシュートは左ポストをたたき日本はピンチを免れたが、その1分後だった。FWジエゴ・ダルデリのスルーパスにネイマールがDF酒井の裏へと抜け出し右足でシュート。先制点を許した。

 日本に訪れた初の決定機は同24分。左サイドを駆け上がったDF太田が中央にクロス。DFジウがクリアしたボール小林が反応し、左足ボレーを放ったがゴール左上へ。同35分には酒井のクロスにFW岡崎がヘディングシュート。さらに、前半終了間際には、この試合初の右CKから、最後のこぼれ球にDF塩谷が右足で合わせたがジャストミートしなかった。

 0-1とリードされて折り返した後半、森岡に代えて本田を投入。打開を図ったが、開始直後の3分、MF柴崎のパスミスが起点となってネイマールにこの日2ゴール目を献上。同10分、田中の浮き球をパスに岡崎が右足を振り抜くが右ポスト。同7分から途中出場したFW武藤が個人技で左サイドを突破し本田へクロスを供給するなど見せ場を作ったが得点には結びつかず。逆にネイマールにさらに2得点を許して万事休す。ここまで2分け8敗だった対ブラジル戦の初白星はまたもやならなかった。

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