セクハラで解任…なでしこＬ千葉前総監督の上村氏が潔白を主張

　所属選手への重大なセクハラ行為があったとして、なでしこリーグの千葉総監督を解任された上村崇士氏（４０）が６日、代理人弁護士を通じて報道各社にファクスを送付し、潔白を訴えた。

　書面では、指導のために選手と１対１で部屋で会うなどの「女子リーグの総監督として配慮に欠ける行動と言われてもやむを得ない行為」は認めつつも「“重大なセクハラ行為”など一切行っていない」と主張。「詳しく調査されることなく契約解除されたこと、一部で重大なセクハラ行為があったと断定するかのような印象を与える報道がなされたことについて、（上村氏が）大きな精神的ショックを受け、誠に残念で悔しい気持ちを抱いている」とした。

　上村氏を解任した千葉側は広報を通じ「契約解除は調査した上での判断」とし、当面は静観する姿勢を示した。