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浦和 24戦ぶり零敗で5連勝ならず お疲れモード?出足鈍く

[ 2014年9月28日 05:30 ]

<C大阪・浦和>後半、シュートを外し、頭を抱える柏木(右)

J1リーグ第26節 浦和0―1C大阪

(9月27日 ヤンマー)
 首位・浦和が前節16位のC大阪に不覚の黒星を喫した。後半23分、カカウにブレ球シュートを決められ、最近5戦17発だった攻撃陣も5月6日甲府戦以来14試合ぶりの無得点。零敗は3月8日鳥栖戦以来24試合ぶりで、ペトロヴィッチ監督は「チャンスをつくりながら得点できないと相手にハメられてしまう」とタメ息交じりに話した。

 出足の鋭さが鈍った。ボールを圧倒的に保持しながらも前線にボールが収まらない。サイドに振ってDFを散らしても得点に結びつかなかった。味方との連動で崩す浦和スタイルに運動量は不可欠だが、中2日と中3日での3試合に指揮官は「飛び出しの切れが連戦で出なかった」と違いを感じていた。相手の倍以上の15本のシュートを放ちながら、細かな誤差が勝敗を左右した。

 7試合ぶりの敗戦で2位との勝ち点差は4に縮まった。それでもDF槙野は「まずはメンタルと体力を休ませたい。相手より走り続けることが大事」と強調。よもやの黒星を8年ぶりのリーグ制覇の糧にする。

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