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ガンバ“天敵”粉砕で4位浮上!宇佐美 万能2アシスト

[ 2014年9月28日 05:30 ]

<G大阪・鳥栖>後半21分、パトリックのゴールをアシストし歓喜の輪に駆け寄る宇佐美(左)

J1リーグ第26節 G大阪4―1鳥栖

(9月27日 万博)
 2トップのホットラインで、過去リーグ戦3戦3敗だった“天敵”を粉砕した。G大阪がFWパトリックの来日後、初のハットトリックなどで4―1完勝。これまでの4得点を頭で挙げてきたブラジル人ストライカーが足だけで達成し「監督からも足で決めろと言われてたし、練習から意識していた」と胸を張った。

 8月2日の横浜戦以来となるゴールはソニア夫人(32)と愛息フェリペ君(3)が先月末に来日して以降は初めて。「ずっと息子からゴールをおねだりされていた。家族も日本を気に入っているし、長くやれるように頑張っていきたい」と、最愛の家族が見守る中で、さらなる活躍を誓った。

 3得点のうち、2得点をFW宇佐美がアシストした。ともに左サイドから、裏へ抜け出した“相棒”へ高精度のピンポイントパス。「パトに出すときは、届くか届かないかギリギリの所を狙っている。スピードもパワーもあるから、合わせるというより、届いてみろくらいの感覚。人によってパスを使い分けているので」。得点こそ奪えなかったものの、高い技術を披露したエースは「攻撃に関しての長所はすべて持っている自信がある」と強気にうなずいた。

 今季初の逆転勝ちで、2度目の5連勝。4位に浮上し、首位・浦和との勝ち点差は7に縮まった。次節以降、鹿島、川崎Fと続く上位対決へ、宇佐美は「次の2つが本当に大事」とかぶとを締め直した。昇格即Vへ。はっきり視界が開けてきた。

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