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U―21日本、4発快勝で8強進出!武蔵2戦連発で大会5得点目

[ 2014年9月25日 18:50 ]

<日本・パレスチナ>前半27分、ヘッドでゴールを決める鈴木

アジア大会決勝トーナメント1回戦 日本4―0パレスチナ

(9月25日 華城)
 韓国・仁川(インチョン)アジア大会に出場しているU―21日本代表は25日、決勝トーナメント1回戦でパレスチナと対戦し、4―0で圧勝してベスト8進出を決めた。日本は28日の準々決勝で、25日午後8時から行われる韓国―香港の勝者と対戦する。

 1次リーグD組を2位で突破した日本とC組1位のパレスチナとの対戦。立ち上がりからボールを支配し、パスをつないで攻撃を組み立てる日本に対し、パレスチナは鋭いカウンターでチャンスをうかがう。日本は序盤、立て続けにセットプレーのチャンスを得たが得点につなげられず。それでも同17分、ペナルティーエリア手前で細かくパスをつなぐと、MF遠藤航(21=湘南)がFW鈴木武蔵(20=新潟)とのワンツーから右足ダイレクトでシュート。ゴール右隅に決まり、日本が先制点を挙げた。

 これで勢いに乗ると、22分にはDF秋野央樹(19=柏)のクロスから鈴木がシュートを放ち、ゴールネットを揺らすもオフサイドの判定。鈴木はそれでも同27分、右CKの流れからMF原川力(21=愛媛)の右クロスに打点の高いヘッドで合わせて追加点を決め、2―0とリードを広げた。2試合連発で今大会5得点目を挙げた鈴木は、自身の出生地・ジャマイカの英雄にならって“ボルト・ポーズ”を決めて喜びを表現した。

 日本は後半も終始試合の主導権を握ったが、攻め込みながらも得点を奪えないもどかしい時間が続く。すると同30分、鈴木に代わって途中出場したFW荒野拓馬(21=札幌)がカウンターから縦パスに反応して裏に抜け出し、右足で豪快なミドルシュート!ゴール右隅に決まって3―0と勝利を決定づけた。同37分にはFW中島翔哉(20=FC東京)のスルーパスに反応したFW野津田岳人(20=広島)がシュートを放ち、GKに防がれたこぼれ球を原川が押し込んでダメ押しの4点目。守備陣も最後まで集中力を切らさず、1次リーグ最終戦のネパール戦に続き2戦連続で無失点に抑えた。

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