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岡崎 流血ひるまず3戦連発!5戦5発で得点ランク首位“独走”

[ 2014年9月25日 05:30 ]

フランクフルト戦でゴールを決め、喜ぶマインツの岡崎

 マインツの日本代表FW岡崎慎司(28)が23日、アウェーのフランクフルト戦で3試合連続得点を決めた。相手の徹底的なマークに遭って左こめかみから流血しながらも、今季リーグ戦5試合目で早くも5得点。リーグの得点ランク首位をキープした。試合は2点のリードを生かせず、2―2で引き分けた。

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 絶好調の岡崎は、運をも味方に付ける。1―0の前半44分、右サイドで味方のロングフィードに反応した。相手DFがバウンドの処理にもたついている間に、前に出て頭でタッチ。ペナルティーエリア内へ持ち込み、右足を振り抜く。「アウトで逆を狙ったが失敗した」。爪先でのシュートはGKの正面を突きながらも、相手の股を抜いてネットを揺らした。

 今季リーグ戦5試合で早くも5ゴール目。3試合連続得点と、勢いは止まらない。岡崎は「きょうは運ですね。もう…。“思い切りサイドネット揺らしたろ”みたいな感じで蹴ったら、相手の股に入ったので。まあでも、あそこまで持っていけるのはいいと思います」と舌も滑らかだった。

 徹底マークを受けても、結果を残す。1トップの位置でボールを受けにいくと、2人がかりで猛プレスを仕掛けられた。序盤には相手のチャージを受け、左のこめかみから流血。それでもひるまないのが岡崎だ。得点シーンではDFの隙を突いて体を思い切り入れた。もともと接触プレーにも果敢に挑むタイプだが、ドイツ5年目で球際での出足の鋭さに磨きがかかっている。

 自身が持つ日本人のブンデスリーガ最多得点を「30」に乗せ、首位を走る得点ランクでは、バイエルンMのゲッツェらの3得点を引き離した。「きょうはあんまり良くなかったですね。点取れたんで、次にはつながったんですけど。ダメなときほど、点取れるのは一番いいんですけど」。自ら首をかしげるほどの絶好調ぶり。記録を塗り替え続ける日本人ストライカーは、いよいよ手がつけられなくなってきた。

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2014年9月25日のニュース