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本田 徹底マークに不発 後半途中交代、自己採点「半分以下」

[ 2014年9月22日 05:30 ]

<ACミラン・ユベントス>ボールを争いをする本田は、3戦連発はならなかった

セリエA第3節 ACミラン0―1ユベントス

(9月20日)
 ACミランの日本代表MF本田圭佑(28)のリーグ3試合連発はならなかった。20日、ホームでのユベントス戦に右FWで先発。前半27分に左からのクロスを頭で合わせたが、イタリア代表GKブッフォンの好セーブに阻まれチームを開幕3連勝に導けなかった。

 徹底的なマークに遭った。「(左ウイングバック)アサモアと(左センターバック)キエッリーニが連係を取りながら(自分に)ボールが入った時にどちらかがプレッシャーにいけるというような距離感だった。対策は練ってきた」。本田はプレシーズンマッチのTIM杯でユベントス相手に1得点を決めたが、リーグ3連覇の王者はその時の4バックとは違って、3―5―2システムに変更。本田は2人のマークで動きを封じ込められ、特に後半は効果的なパスを受けられなかった。

 インザーギ監督は「チームに失望はない。もう少し差が開いていると思ったくらいだ」と前向きに語ったが、後半38分に交代した本田は「試合も負けてしまったし、納得できる点数じゃないんでね。(自己採点は)半分以下」と不完全燃焼。本田対策はセリエAで認められた証拠でもあるが、悔しさだけが残った。

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2014年9月22日のニュース