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鹿島鉄壁完封 終了直前まで被シュート0本

[ 2014年9月21日 05:30 ]

<鹿島・横浜>前半、横浜・斎藤(左)にプレッシャーをかける鹿島・柴崎(中央)

J1第24節 鹿島1―0横浜

(9月20日 カシマ)
 最後の1プレーまで、完璧だった。鹿島は後半ロスタイムに横浜のMF中村にFKを許すまで被シュート0本。09年11月8日、鹿島が山形相手に達成して以来となるJ史上2度目のシュート0とはならなかったが、MF遠藤の1点を守り切り4試合ぶりの完封で勝利を飾った。

 前節の大宮戦ではセットプレーから決勝点を与え、リーグ戦での負けなしが9試合でストップした。トニーニョ・セレーゾ監督は2時間のミーティングを開き「セットプレーでの失点は慢心や、誰かがやってくれるだろうという気持ちがあるからだ」と叱咤(しった)。その反省を生かし、日本代表MF柴崎を中心に空中戦や球際で気迫を押し出した守備を披露した。DF昌子は「日本一のセットプレーの精度を持つチーム相手にゼロだったのは自信になる」と笑みを浮かべた。手にした自信は勝ち点3以上の価値がある。

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2014年9月21日のニュース