宇佐美　３戦連発！決勝ミドルで長谷川監督Ｊ１通算１００勝に花

＜Ｇ大阪・広島＞前半３２分、先制ゴールを決める宇佐美（中央）

Ｊ１第２３節 Ｇ大阪１―０広島

（9月13日 Ｅスタ）
　ゴールを決め続けてアギーレ監督を振り向かせる。新生日本代表の初陣から漏れたものの、１０月の代表入りを目指すＧ大阪のＦＷ宇佐美が、またもやアピール弾だ。

　前半３２分、ペナルティーエリア外から右足ミドル。「コースは甘かったけど逆に（ＧＫには）不意を突かれたシュートになったかな」。公式戦出場３戦連発で連勝を呼び、チームを５位に浮上させた。

　これでＷ杯後にリーグ戦が再開してからは９戦６発。先月２８日の新生日本代表メンバー発表後に「結果を残していくだけ」と誓った通り、その後の公式戦でも出場４試合で３得点と量産は止まらない。１０月にブラジル戦を控える代表入りへ「１９歳で呼ばれましたけど、自分がＡ代表の一人とは思っていない。そういう存在になれるように意識して、ガンバを勝たせていきたい」とあらためて決意を口にした。

　９日の日本―ベネズエラ戦では同じ２２歳のＦＷ武藤（ＦＣ東京）とＭＦ柴崎（鹿島）が代表初得点。「自分も頑張ります」と刺激を受け「プラチナ世代」の中心を担ってきた力を見せつけた。価値ある決勝点で長谷川監督にもＪ１リーグ戦通算１００勝目を贈った。