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マンU ルーニー豪快弾も開幕戦黒星…香川は出番なし

[ 2014年8月16日 22:40 ]

豪快なオーバーヘッドでネットを揺らしたマンチェスターUのFWルーニー(10)(AP)

 イングランド・プレミアリーグが16日に開幕、日本代表MF香川が所属するマンチェスター・ユナイテッドはホームでスウォンジーと対戦し、1―2で敗れた。香川はベンチ入りするも出番なし。主力の多くが欠場しアピールのチャンスだったが、英紙から放出候補と報道されていたFWナニやMFフェライニらが出場するなか、香川はベンチで終了のホイッスルを聞いた。

 FWウェルベック、MFキャリック、DFショーなど主力の多くをケガで欠くマンチェスターUはFWファンペルシーもベンチ外。苦しいチーム事情のなか、今季から指揮をとるファンハール新監督は、プレシーズンマッチから実践していた3―5―2の新布陣をここでも採用。2トップには新主将となったFWルーニーとFWエルナンデスがコンビを組み、トップ下にはMFマタが入った。

 マンチェスターUはプレシーズンマッチで結果を残し開幕スタメンの座をもぎ取ったMFリンガードが、相手選手との激しい接触により前半24分でMFヤヌザイと途中交代となるアクシデントが発生すると、その4分後にMFキ・ソンヨンに先制ゴールを奪われてしまう。

 1点ビハインドのまま後半へ入ると、マンチェスターUはFWエルナンデスを下げFWナニを投入。システムを4―5―1へと変更し、1トップにルーニー、トップ下はマタのままで右MFにヤヌザイ、左MFにはナニが入った。

 すると同8分、右CKのチャンスからDFジョーンズが競ったこぼれ球をFWルーニーが豪快なオーバーヘッドキックでネットを揺らし同点に追いつく。

 しかし同27分、本職でない慣れない左SBに後半から入っていたMFヤングが痛恨のミス。自陣右からのクロスボールに相手MFルートリッジのマークを完全に外してしまい、そこからMFシグルドソンに決勝点を決められ勝ち越しを許す。

 ホーム開幕戦を絶対に落としたくないマンチェスターUだったが、その後も決定機を作れないまま試合終了。期待された新加入のMFエレーラも好機を作れず、後半途中から代わりに入ったMFフェライニも不発。トップ下で起用されたMFマタも消えている時間が多かった。

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