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アギーレJ 親善試合よりナビスコ杯優先 来月選手選考で独自色

[ 2014年8月12日 06:05 ]

<ハビエル・アギーレ監督 来日>アギーレ監督のお面を手に来日を待ちわびるファン 

 アギーレジャパンのお披露目となる9月の親善試合2試合(5日・ウルグアイ戦、9日・ベネズエラ戦)で、ナビスコ杯出場クラブからは招集されない可能性があることが分かった。Jリーグ関係者によると、7月末の技術委員会で新生ジャパンの立ち上げについて議題に上ったという。

 8クラブが残っているナビスコ杯は9月3日に決勝トーナメント準々決勝第1戦が開催され、7日に第2戦が行われる。メンバー発表を予定している28日に再度審議にかけられるが、ナビスコ杯を優先させた場合にはW杯ブラジル大会に出場したMF斎藤(横浜)やFW大久保(川崎F)だけではなく、FW宇佐美(G大阪)やFW南野(C大阪)、MF森岡(神戸)らW杯ロシア大会で期待される若手の招集も不可能になる。

 過去、A代表とナビスコ杯の日程が重複した際にはA代表優先のスタンスが取られていた。だが親善試合で3連勝をして臨んだW杯ブラジル大会では1分け2敗と惨敗。親善試合の結果よりも真剣勝負の重要性を再認識した。またアギーレ監督も「公式戦を一番に考えている。親善試合よりも公式戦。五輪代表とA代表ならA代表に呼ぶかもしれないが公式戦と親善試合なら公式戦を優先させたい」と発言。指揮官が同様の意見を持っていることも今後の選手選考に影響を及ぼしそうだ。

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