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小野、3戦連続先発も札幌7戦ぶり零敗…不敗神話もストップ

[ 2014年7月31日 05:45 ]

<札幌・横浜>加入後初の黒星に下を向く札幌・小野

J2第24節 札幌0-1横浜FC

(7月30日 札幌ドーム)
 札幌は30日、札幌ドームで横浜FCと対戦。後半17分に元札幌のDF市村に先制点を許して0―1で敗れ、ホームで痛い星を落とした。

 左サイドハーフで3試合連続先発出場したMF小野伸二(34)を中心に、前半から攻め込みながらネットを揺らすことができなかった。前半9分、MF上里のサイドチェンジにDF上原慎が反応。左サイドを突破して右足でシュートを放ったがGKがはじいたボールはポストを叩く不運。同17分は上原慎のクロスがDFに当たってこぼれたところにすかさず小野が反応。左足でシュートを放ったがDFに防がれるなど決め手を欠いた。

 横浜FCには47歳のFW三浦が在籍。98年W杯フランス大会でカズがメンバーから外れた際、当時18歳だった小野が背番号11を継承した過去もある。「サッカー界のレジェンド。一緒にピッチに立てれば」と話していたが、今回カズはメンバー外で帯同せず浦和時代、07年3月3日のJ1開幕戦以来となる両者のメンバー入りはならなかった。2試合連続してフル出場した小野は後半3分、走り込んだMF宮沢に浮き球でスルーパス。華麗なプレーで1万3719人のファンを沸かせたが、ゴールにつなげることはできなかった。財前監督も「固い相手で難しいゲームだが、焦るな」としてFW前田を投入するなど、選手交代で打開を図ったが実らず。

 チームは6月7日の讃岐戦(丸亀)以来7試合ぶりの零敗。小野加入後の不敗神話も6試合で終わった。

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2014年7月31日のニュース