ハノーバー、清武の獲得を発表　４年契約で移籍金６億円

ハノーバー移籍が決まった日本代表ＭＦ清武弘嗣

　ドイツ・ブンデスリーガのハノーバーは２５日、２部ニュルンベルクから日本代表ＭＦ清武弘嗣（２４）を獲得したと発表した。契約期間は１８年６月３０日までの４年で、地元メディアによると、移籍金は４３０万ユーロ（約６億円）。

　清武にはハンブルガーＳＶ（ドイツ）やアストンビラ（イングランド）なども興味を示していたが、元ハンガリー代表ＭＦフスティが長春亜泰（中国）へ移籍し、後釜を探していたハノーバーが獲得に成功した。

　ハノーバーのダフナー・スポーツディレクターは「われわれは清武が他のオファーがあるにもかかわらず、ハノーバーを選んだくれたことを喜んでいる」とコメント。コルクト監督も「清武は攻撃面で柔軟に動いてくれる。コンビネーションプレーに長け、シュートの質も高い」と喜んだ。

　ハノーバーには１２年から日本代表ＤＦ酒井宏樹（２４）が所属していて、昨季はリーグ戦１０位に終わっている。