×

本田 4年後逆襲へ“3カ条”HPで表明「新季での目標に」

[ 2014年7月25日 05:30 ]

HPで日本代表が取り組むべき課題を掲げた本田

 日本代表FW本田圭佑(28=ACミラン)がW杯ロシア大会までに取り組むべき“3カ条”を掲げた。新シーズンの幕開けとなる親善大会ギネス杯オリンピアコス戦(日本時間25日)を前にした24日、公式ホームページを更新。「出した答えと今後の決意表明」と題し、W杯ブラジル大会の反省と逆襲を期す今後4年間への決意をつづった。

 まず最初に指摘したのが「経験不足」だった。コートジボワールとのW杯初戦ではリードしている展開にもかかわらず、受け身になって逆転された。続けて「身体能力の向上」の必要性に言及。欧州や南米、アフリカ勢との対戦では身体能力で劣るため、数的優位を保たなければゴールを奪える確率が少なかった。そのためには運動量が必要だが、本田はゴール前で体力を消耗していたことを痛感したという。さらに必要性を訴えたのが「強みの最大化」だ。W杯全体を見渡して勝ち上がったチームは個の武器を最大限に生かしていた。ザックジャパンは自身の「強み」以上に「弱み」を消そうとして相手に脅威を与えきれなかったため、とエースは考えた。

 課題克服のために本田はさらなるチャレンジ精神と新たな体づくり、そして左足の精度を高めていくことを宣言。「この3つのテーマと新たな物差しを、新シーズンでの目標として挑んでいこうと思っています。自分自身をオランダ(北京五輪後の08年)の時以上に改革していくつもりです」と誓った。くしくもホームページ更新後にアギーレジャパン誕生が発表された。4年後のロシアで大きな結果を手に入れるため、本田が逆襲に出る。

続きを表示

2014年7月25日のニュース