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イラン 財政難が影響?試合後のユニホーム交換1人だけ

[ 2014年6月18日 05:30 ]

観客の声援に応えるイランイレブン。左から2人目の選手はナイジェリア選手とユニフォーム交換(AP)

W杯1次リーグF組 イラン0―0ナイジェリア

(6月16日 クリチバ)
 イランがナイジェリアと0―0で引き分け、今大会でアジア勢初の勝ち点を手にした。最後まで組織的に守り抜き、W杯出場4回目(通算10試合目)にして初の無失点。ケイロス監督は「強い相手と対等に戦った選手を称えたい」と話した。

 開幕から13試合目で初の引き分けとなり、過去19大会で引き分けがなかった第1回の30年ウルグアイ大会を除けば、34年イタリア大会の11試合を超え、開幕から最も遅い引き分け。最も注目されたのは相手選手とのユニホーム交換だった。

 国が経済制裁を受けている影響などでチームは財政難とも報じられ、指揮官は「我々は経済や政治の問題を抱えている」と告白。ユニホーム交換も数が少ないため自粛が促されたという報道があり、実際にこの日の試合直後に交換したのはDFプーラディだけだった。21日にはアルゼンチン戦を迎えるが、メッシのユニホームを求める選手がいるのか注目が集まる。

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2014年6月18日のニュース