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コートジ戦の翌日、邦人被害相次ぐ…強盗、ひったくり

[ 2014年6月16日 09:02 ]

 サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本戦が14日に行われたブラジル北東部レシフェで15日、W杯観戦に訪れていたとみられる複数の日本人が観光中に強盗やひったくり被害に遭ったことが分かった。日本大使館の在レシフェ出張駐在官事務所が同日明らかにした。

 レシフェでは14日深夜に日本対コートジボワール戦が行われたことから、依然多くの日本人旅行客が滞在中。同事務所によると、15日午後3時20分(日本時間16日午前3時20分)ごろ、レシフェ旧市街の市場近くで刃物を持った少年2人組に日本人の男性観光客が脅され、現金千レアル(約4万5千円)や200ドル(約2万円)、2万~3万円が入った財布とカメラを奪われた。一緒にいた友人もカメラを奪われたというが、いずれもけがはなかった。犯人は逃走した。

 15日午後4時ごろには、旧市街の鉄道駅近くで別の日本人男性がかばんをひったくられたが、追いかけて取り返した。この際に軽い擦り傷を負ったという。通りかかった警察官が犯人のうち1人を現行犯逮捕したが、1人は逃走した。

 同事務所は「犯人に抵抗するのは大変危険だ」として注意を呼び掛けている。(共同)

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2014年6月16日のニュース