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GLT、初めて有用性示す ベンゼマ「あって良かった」

[ 2014年6月16日 07:09 ]

後半、ベンゼマのシュートがポストを直撃、ホンジュラスのGKバジャダレスに当たってオウンゴールとなる(AP)

W杯1次リーグE組 フランス3―0ホンジュラス

(6月15日 ポルトアレグレ)
 フランスの2点目の判定において今大会から導入されたゴール判定を補助する最新技術、ゴールライン・テクノロジー(GLT)が初めて有用性を示した。

 後半の場面ではベンゼマのシュートがポストに跳ね返り、ホンジュラスのGKに当たってボールがゴールラインをわずかに越えたとして、主審が得点を認めた。判断の難しい場面だったが、一方のゴールを7台の高速撮影カメラでジャッジするGLTではラインをオーバーした場面が示され、GKのオウンゴールになった。

 ベンゼマは「サッカーではシュートがラインを越えたかが分からない場面がしばしばある。GLTがあって良かった」と語り、フランスのデシャン監督も「映像を見せることで誰もが分かる」と好意的だった。

 ホンジュラスのスアレス監督も「最初はノーゴールの判定だったが、GLTが主審にメッセージを送ったのだろう」と判定を受け入れた。(共同)

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2014年6月16日のニュース