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C大阪 ポポヴィッチ監督の契約解除を発表 ヘッドコーチも

[ 2014年6月9日 10:41 ]

 J1のC大阪は9日、ランコ・ポポヴィッチ監督(46)およびヴラディッツァ・グルイッチ・ヘッドコーチ(51)との契約を同日付で解除することになったと発表した。

 セルビア出身でオーストリア国籍のポポヴィッチ監督は広島コーチ、大分監督などを経て昨季までFC東京監督を務め、今季からC大阪の監督に就任。だが、今季加入したウルグアイ代表FWフォルランやFW柿谷、MF山口の日本代表選手を多数擁しながらリーグ戦は暫定13位に沈み、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)は16強に終わった。

 同監督はクラブを通じ、以下の通りコメントを発表している。

 ▽ポポヴィッチ監督 短い期間でしたが、セレッソ大阪の一員として仕事ができたことを非常に光栄に思い、今まで信頼しあって仕事ができたことに感謝しています。私は今までクラブ、選手のために仕事をしてきました。自分の全力を出してやってきましたが、残念な結果になってしまいました。トレーニングに十分な時間があったときは(Jリーグ戦で)2位にもなりましたが、そこから日程的につまって十分なトレーニングができなくなり順位が落ちてしまいました。選手の人数が少ないこともあり、ケガがないことを考え、まずはコンディションを整えることをやってきました。幸せだったのが筋肉系のケガが一つもなかったことです。そして、サポーターの皆さんには感謝の気持ちしかないです。本当に最後まで力強く支えていただき、ありがとうございました。スポンサーの皆さん、クラブの社長をはじめ全てのスタッフの皆さんにも感謝しています。また、私はこれまで選手の持っている能力を全て引き出すことを考えてやってきましたが、選手たちの能力、そして人間性は素晴らしかったです。厳しいことも多々言ってはきましたが、選手たちも理解してくれていたと思います。選手の皆さん全員のこれからの活躍を祈っています。

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2014年6月9日のニュース