×

し烈1トップ争い 柿谷1番手も、コンディションは大久保に軍配

[ 2014年5月30日 10:50 ]

笑顔で搭乗ゲートに向かう大久保、香川(写真中央)ら日本代表イレブン

 日本代表のFW大久保は29日、W杯直前合宿地の米国へ向け出発する前に「選手だったら誰もがそうでしょ(先発したいでしょ)」と語り、先発への思いを吐露。大久保がサプライズ選出されたことで、1トップの先発争いはし烈さを増している。

 昨年7月、国内組のみで出場した東アジア杯で初選出されて以来、代表に定着した柿谷は欧州組と“融合”した昨年8月のウルグアイ戦以来、8試合に出場(6試合に先発)し、1得点を挙げた。

 同じく大迫も5試合(先発は3試合)で1得点。ザッケローニ監督はポストプレータイプよりも、機動力のある選手を1トップに据える傾向があり、現状では柿谷が1番手だが、キプロス戦でのパフォーマンスを見れば大久保がつけ入る隙は十分にある。現に今季のJ1で柿谷は13試合1得点なのに対し、大久保は8得点で日本人最多。コンディションの差は明らかで、米国合宿中の2つの親善試合の結果次第で“順位”が入れ替わる可能性は十分にある。

続きを表示

2014年5月30日のニュース