古豪アストンビラ売却へ、近年は低迷「新しいオーナーを探す時」

チームを売却することを明らかにしたアストンビラのオーナー、ランディ・ラーナー氏

　イングランド・プレミアリーグ、アストンビラのオーナーを務める米国人実業家のランディ・ラーナー氏は１２日、クラブを売却することを明らかにした。０６年にクラブを購入したラーナー氏は「新しいオーナーとリーダーシップを探す時だ」と語った。

　バーミンガムが本拠地のアストンビラは、１８９０年代などリーグを７度優勝し、ＦＡ杯も７度制した古豪。０６年に就任したマーティン・オニール監督のもと、０７年から３年連続でリーグ６位の好成績を残した。

　しかし、１０年夏ラーナー氏が主力選手を放出すると、反発したオニール監督が開幕直前に辞任。そのシーズンから監督交代を繰り返し、ここ３年は下位に低迷し、今季も１５位でリーグ戦を終えた。