本田「最高の準備をしたい」酒井宏「こんなにそわそわするとは」

Ｗ杯メンバーを発表するザッケローニ監督

　日本サッカー協会は１２日、６月に開幕するワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会に臨む日本代表メンバー２３選手を発表した。

　▼ＡＣミラン・本田圭佑　個人的な思いも入っている大会なので、最高の準備をしたい。全てを出してプレーすることで、結果として（子どもたちに）何かが伝わってくれれば満足。

　▼ハノーバー・酒井宏樹　発表までの間、こんなにそわそわすると思いませんでした。小さい頃からの夢を一つかなえたことをとても誇りに思います。その夢の舞台の大きさをかみしめ、全力でプレーします。

　▼Ｓリエージュ・川島永嗣　４年前は分からないことが多くがむしゃらにやっていたが、今回は前回の経験を生かせると思う。選ばれて誇りに思うと同時に、選ばれなかった選手のためにも頑張っていきたい。（１６強だった）前回以上の成績を残したい。

　▼浦和・西川周作　名前が呼ばれるまではどきどきした。選ばれて大変光栄に思う。やっとスタートラインに立てた。うれしさよりも、どうやってゴールを守るかだけを考えて、いい準備をしてＷ杯に臨めるようにしたい。

　▼横浜・斎藤学　選ばれたことはうれしいが、ここからがスタート。自分が日本代表を勝たせられるように頑張りたい。日本の歴史をつくる思いを持って挑みたい。

　▼原博実・日本サッカー協会専務理事の話　最高の準備をして日本の持っている力を合わせ、日本らしさを出して思い切り戦ってきたい。Ｗ杯は短期決戦に近いので、一試合一試合の重みがある。まずは１次リーグを突破する。そこに全力を向けていく。

　▼村井満・Ｊリーグチェアマンの話　本当にうれしい。２３人の中で１１人もＪリーグから選ばれて、国内リーグの存在感を示すことができた。活躍してもらいたい。

　▼中西大介・Ｊリーグ常務の話　結果が全てだが、Ｊリーグ選手の実力が世界的なレベルであることを証明する機会だ。十分にその力はある。